これらリスニングの困難さのほとんどが、
単語リスニング(英語の話の単語一つ一つを聞き、徐々にその意味が分かる)によって起こります。
単語リスニングでは、単語がちゃんと聞き取れて、その上それらの単語を知っていなければならず、時間もかかり、大量のリスニングを処理しきれません。そこでイメージリスニングが必要となります。
イメージリスニングとは、取り巻く情報のすべてから話を理解する方法です。
話の状況や前後関係・表現方法だけでなく、今まで培った知識・経験・常識から
常に話の全体像を予想・推測・訂正しながら聴く方法です。
イメージリスニングの力を伸ばすためには…
- 単語を意味だけでなく品詞や使い方を理解し、細切れの情報ではなく、語句、や文章、さらには段落といった塊で取り扱う練習が欠かせません。
アクトでは、個別にプログラムされた「単語・語彙力進度表」により、一人ひとりにぴったりあった単語能力を語句の塊力へと指導します。 - 英語を塊で聞くためには、文法や語法を含めて構造的に理解していることも重要です。
文法重要事項をコンパクトにまとめた「てのひらイングリッシュ」と「語法確認」で聞き取れない部分の構造を明らかにします。 - 更には、英語圏の文化、社会、習慣、国民性の一応の理解と英語の現場での使い方練習が欠かせません。英語の思考パターンに慣れる必要もあります。ネイティブの先生方とのレッスンで、文化や国民性に対する疑問がタイムリーに解決できます。
- 練習教材の内容を完全に理解してから、何度も繰り返し聞く「ぐるぐるメソッド」により、英語が流れたら自動的に聞いて理解できるという「聞く」技術の自動性が効果的に養われます。
このような、イメージリスニング能力の構築により、英検やTOEICでハイスコアが狙えるだけでなく、現場の英語解決力が格段に向上していくのです。